少女漫画には、登場人物の生き様・心理を緻密に描き込んでいるものも多く、恋愛ものに限らず、多くの悩める乙女(もちろん男性の読者も多い)の生き方の指針となっているものも少なくありません。少女漫画のこうした名作を読むにつけ、「漫画家は単に絵がうまいだけではなれないのだ」ということを感じますね。
少女漫画の中でも「名作」と呼ばれるものは、長い時を経てもなお人気は衰えず、「愛蔵版」などが出たりもしています。こうした少女漫画の名作の例としては、
・『ベルサイユのばら』(池田理代子):アニメ化されただけでなく、宝塚歌劇団でも公演された
・『エースをねらえ!』(山本鈴美香):一番有名なキャラは「お蝶夫人」では?
・『ガラスの仮面』(美内すずえ):1976年に連載が始まり、いまだ未完。「親子三代でファン」という家族も……。
・『ポーの一族』(萩尾望都):こちらもいまだに新しいファンを獲得しています。
といったものがあります。